国立音楽大学卒業後、ナチュラルクラシックの新たな奏法を確立し、２００２年ウィーンのコンチェルトハウスでリサイタルを行った。
ｹﾞｽﾄ出演したウィーンフィル首席ヴァイオリニスト“ティボールコバチ氏”は、裕子の演奏やクラシック作品につけられた自作の詩を「クラシック音楽の世界では、このような内面の告白は、極めて稀である。聴衆は自然に歌い、夢を見るのである。」と評価し、以降デュオコンサートが１０回以上にも及んだ。
その後、他首席たちとの共演も行う。
2006年再びウイーンにて、日、EU外務省公式行事としてクリスタルグランドで「豊田裕子ピアノの夕べ」を行い、大きな反響を呼んだ。
現在「ベーゼンドルファー物語ピアノコンサート」シリーズ等ソロ活動を展開中。

イギリス大使館ダイアナ妃追悼演奏会、スリランカ政府公式招聘コンサート、阪神淡路大震災復興支援コンサート、アフリカに命の水を〜コンサートを行い、音魂のピアニストと呼ばれるその美しい音色で支援活動を続けている。

最近では、クラシック・クロスオーバーの数少ない貴重な存在のピアニストとして、一打に音魂をこめる日本独特の音を表現した和太鼓、大鼓(おおつづみ）など日本の伝統音楽とのコラボレーション、又、ライブ、スタジオ、ラジオ、映画など多方面から要望され、その繊細なオリジナル曲や心を打つテーマ曲などが賞賛されている。